「自分でデザインしたオリジナルタオルを作りたい」
「オリジナルタオルってどうやって作ったらいいのかな」
チームや部活のメンバーの連帯感を高めたり、卒業や記念日などにプレゼントすると喜ばれるオリジナルタオル。
世界にひとつだけ、自分たちだけという特別感が、とてもうれしいものですよね。
実はオリジナルタオルは、プリント方法によっては風合いが変わってしまったり、吸水性が低くなることがあるなど、せっかく作ったのに使い勝手の悪いものに仕上がり、使わなくってしまうことがあるのです。
そこでこの記事では、オリジナルタオルを作る方法と、失敗せずに素敵に仕上げるための注意点に加え、オリジナルタオルを安心してお願いできるおすすめのタオルメーカーをご紹介します。
本記事のポイント
- 自分の目的に合ったオリジナルタオルを選ぶことができる
- オリジナルタオルの作り方を知ることができる
- 作る際の注意点(サイズ、品質、プリントの方法等)を理解する
- 予算や製作期間を知ることができる
- オリジナルタオル作りのおすすめメーカーを知ることができる
この記事を読むことで、いつまでも記念に残る、素敵なオリジナルタオルを作ることができます。
目次
1.目的やシーンに合ったオリジナルタオルを選ぼう
オリジナルタオルを作るに当たっては、まず「何に使うものか」という目的や「どんな時に使うものか」という使うシーンを整理します。
なぜなら、タオルとひと口に言っても、大きさや厚みも違えば、肌触りも異なるからです。
以下の目的やシーンに合わせて、あなたの作りたいタオルの大きさやおすすめのプリント方法などを押さえておきましょう。
- 文化祭や学園祭などで使う
- コンサートで推しを応援する
- スポーツの応援で使う
- お祝いやプレゼントで使う
- コミケで販売する
- 販促品として配る
それぞれ、どんな点に注意してオリジナルタオルを選べばいいのか、詳しく解説していきます。
1-1.文化祭や学園祭のオリジナルタオル作りは実用性を第一に
文化祭や学園祭などでチームの連帯感を高めるためのオリジナルタオルでは、実用性を第一に考え、以下のタオルをおすすめします。
文化祭や学園祭におすすめのオリジナルタオル | |
---|---|
サイズ | ◎マフラータオル ◯スポーツタオル |
プリント方法 | ◎染料プリント ◯インクジェット |
文化祭や学園祭で使うオリジナルタオルには、以下の点が求められます。
- 吸水性が高いこと
- 男性が持っても女性が持ってもほど良い大きさであること
- 集団で持った時に映えること
デザイン性もさる事ながら、汗を拭くという実用的な使い方も外せないものです。綿100%素材であったり、風合いを損ねないプリント方法を選ぶと、吸水性を損なわず失敗がありません。
文化祭や学園祭で使うオリジナルタオルに一番おすすめの大きさは、マフラータオルです。
スポーツタオルと長さは同じですが、幅はちょうど半分しかありません。男性でも女性でも、首にかけた時に垂れ下がった部分が折り曲がらずにキレイに見えるため、文字やイラストがよく目立つでしょう。
■マフラータオルとスポーツタオルの大きさ比較
1-2.コンサートで使うオリジナルタオルは発色を重視する
お気に入りのアーティストやアイドルの応援のためにオリジナルタオルを作る場合は、以下のタオルをおすすめします。
コンサートにおすすめのオリジナルタオル | |
---|---|
サイズ | ◎フェイスタオル ◯バスタオル |
プリント方法 | ◎インクジェット ◯昇華転写 |
コンサートで推しの応援に使うオリジナルタオルには、以下の点が求められます。
- 一枚でも目立つこと
- 何が書いてあるのか分かること
発色の良さや色の再現性を大切にしたいため、プリント方法はインクジェットがおすすめです。昇華転写もフルカラーでプリントができますが、少し風合いが落ちてしまうため実用性の面ではおすすめ度は下がります。
フェイスタオルは一人で両手で広げた際に、両隣の人に迷惑になりにくい大きさと言えます。
一方、仲間と一緒に掲げたり、羽織を着るように肩から掛けたりするならば、バスタオルの大きさがあっても問題ないでしょう。
■フェイスタオルとバスタオルの大きさ比較
1-3.スポーツ観戦や応援に使うオリジナルタオルは実用性プラス品質
スポーツ観戦やアマチュアスポーツの応援のためのオリジナルタオルでは、実用性もさる事ながら、実際に使う期間がある程度長いことを考えて、以下のタオルをおすすめします。
スポーツ観戦におすすめのオリジナルタオル | |
---|---|
サイズ | ◎スポーツタオル ◯マフラータオル |
プリント方法 | ◎染料プリント ◯インクジェット |
スポーツ観戦で使うオリジナルタオルには、以下の点が求められます。
- 風合いが良いこと
- 吸水性が高いこと
- 何度洗っても丈夫でヘタれにくいこと
季節によっては汗を拭くものになったり防寒グッズになったりと、スポーツ観戦のタオルに求められる役割は多様です。
首に掛けて使うことが多く、顔周りに当たるものなので、できるだけ風合いの良いものがいいでしょう。その上でしっかりと汗を吸い取ってくれる吸水性の高さと、洗濯にも耐えられる実用的で品質のものを選ぶと後悔しないでしょう。
■スポーツタオルとマフラータオルの大きさ比較
1-4.お祝いやプレゼントにするオリジナルタオルは国産品質を
お祝い品やプレゼントでオリジナルタオルを作る場合は、何よりも使う方の心地よさを考えて、以下のタオルをおすすめします。
プレゼントにおすすめのオリジナルタオル | ||
---|---|---|
サイズ | 【赤ちゃんに使うもの】 ◎ミニハンカチS ◯フェイスタオル |
【大人が使うもの】 ◎ミニハンカチM ◯ハンドタオル |
プリント方法 | ◎染料プリント △インクジェット |
お祝いやプレゼントでオリジナルタオルを作る場合には、以下の点を押さえておきましょう。
- 品質が高いこと
- 風合いが良いこと
- 何度洗っても丈夫でヘタれにくいこと
品質のしっかりとした国産品であれば、贈られた方が使うたびに、その肌触りの良さと一緒に贈り手のことを思い出してくれるでしょう。
洗ってもヘタれにくい丈夫さは、使いほどに「しっかりしたものを贈ってくれた」と、あなたの思いやりを伝えます。
特に出産祝いで赤ちゃんの肌に使うオリジナルタオルの場合は、プリント方法も風合いを損ねない染料プリントのものを選ぶようにしてください。
■ミニタオルS/Mとハンドタオル、フェイスタオルの大きさ比較
1-5.コミケグッズのオリジナルタオルはプリントの再現性が大切
同人やコミケイベントで自分のオリジナルタオルを販売する場合には、デザインの再現性や発色を考えて、以下のタオルをおすすめします。
コミケにおすすめのオリジナルタオル | ||
---|---|---|
サイズ | 【展示用】 ◎バスタオル ◯スポーツタオル |
【販売用】 ◎フェイスタオル ◯ミニタオルM |
プリント方法 | ◎インクジェット ◯染料プリント △昇華転写 |
自分で描いたイラストを使ったオリジナルタオルを作る際には、以下の点が求められます。
- デザインの再現性が高いこと
- 発色が良いこと
- 販売用は品質も高いこと
オリジナルイラストの再現性を求めるには、インクジェットまたは昇華転写でのプリントがおすすめです。ふたつを比べるとインクジェットの方が風合いが良いため、推しタオルにはインクジェットを選びたいものです。色数が多くないのであれば、風合いがもっとも良くて8色使える染料プリントも候補に挙げたいところ。
展示用にはイラストを大きく掲げることのできるバスタオルで目を引き、販売用はフェイスタオルやミニタオル...と、分けて使うのも良いでしょう。
スポーツタオルとフェイスタオルは比率が近いため、イラストの縁周辺についてだけアレンジをすれば、同じイラストでオリジナルタオルを作ることができます。ミニタオルは正方形なので、販売用にするには新たなイラストを書き起こすことになります。
■ミニタオルMとフェイスタオル、スポーツタオル、バスタオルの大きさ比較
1-6.販促グッズとして作るオリジナルタオルは実用性や品質も忘れずに
イベントや展示会などに足を運んでくれた方に販促用のオリジナルタオルを配布する場合には、こちらのメッセージもさることながら、「捨てられない」ことをポイントに以下のタオルをおすすめします。
販促グッズにおすすめのオリジナルタオル | |
---|---|
サイズ | ◎ミニタオルM ◯フェイスタオル |
プリント方法 | ◎インクジェット ◯染料プリント |
販促用として配布するオリジナルタオルを作る際には、以下の点が求められます。
- 使い勝手の良いサイズであること
- 風合いが良いこと
- デザインの再現性が高いこと
無料で配布するものだからといって、品質や風合いの悪いもの、小さすぎて使い勝手の悪いものでは、雑巾にしてすぐに捨てられてしまう可能性が高いでしょう。
実用的なサイズを選び、色数が多い場合はフルカラーのインクジェット、色数が8色以内であれば染料プリントで、風合いの良いものを選びたいところです。
「販促でもらったものだけど、実用的で良かった」という印象を与えることができれば、会社や団体のイメージも良くなるでしょう。
■ミニタオルとフェイスタオルの大きさ比較
2.オリジナルタオルを作る方法
オリジナルタオルを作るには、個人向けのタオル製作を請け負ってくれるタオルメーカーに依頼します。
タオルメーカーに頼む際、製作に入る際に確認されることは大体決まっているため、どんなことを準備しておけばいいか、流れを確認しておきましょう。
STEP1.予算と納期を決める
まずは枚数と予算、いつまでに納品してもらうかを決めます。
メーカーによっては、1枚からオリジナルタオルの製作に対応してくれるところもあります。もちろん、枚数が多い方が一枚あたりは割安になります。
注意したいのは、納期です。
オリジナルタオルを作る場合、通常で1週間前後、タオルの素材やプリント方法によっては5週間ほどかかることがあるのです。
「いくらで・いつまでに」を明確にして、デザイン作成には余裕を持って取り掛かれるようにしましょう。
STEP2.タオルの大きさを選ぶ
1.目的やシーンに合ったオリジナルタオルを選ぼうの章でお伝えした、タオルの選び方を元に、大きさを選びます。
タオルの大きさはどのメーカーであっても規格が統一されているので、まずは使用目的とシーンを元にサイズを決めます。
STEP3.デザインを決める
サイズが決まったら、ざっくりとデザインを決めます。
この段階では、手書き程度のデザインで構いません。
むしろこの段階では、あまり細かくデザインを決め込みすぎないことが大切です。
なぜなら、タオルへのプリントは、紙上やPC画面などで作成した細かいデザインを再現しきることができない場合もあるからです。
プリント方法やタオルそのものの素材、毛足の長さにも左右されるものなので、この段階ではデザインは大まかなラフ案程度に止めておきます。
STEP4.プリント方法を決める
大まかなデザインが決まり、使いたい色数などがざっくり出たら、プリント方法を選びます。
プリント方法はメーカーによっても多少異なりますが、大まかに以下のような特徴があります。
STEP1.予算と納期を決めるでも納期についてお伝えしましたが、納期はプリント方法により、最大で3週間も変わってきます。
制作期間を縮めることは難しいので、できるだけ余裕を持って注文するようにしてください。
STEP5.タオル制作業者を選ぶ
予算と納期、サイズとデザイン、希望のプリント方法に大まかな目処が付いたら、オリジナルタオルの制作業者を選びます。
5.オリジナルタオルを安心して頼めるおすすめメーカーで、おすすめのオリジナルタオルの制作業者をご紹介しますが、仕上がりの風合いや対応個数など、制作業者によっても得意や不得意があるものです。
具体的には、タオル制作業者には以下のような違いがあります
- タオルそのものの品質が良い
- 納期が早い
- 一枚から対応できる
このように、それぞれの得意が異なるため、オリジナルタオル作りにおいては優先順位をはっきりとさせ、自分に合った制作業者を選ぶことが大切です。
気になるタオル制作業者がいたら、まずは見積もりを出してもらった上で、対応の良い担当者のいる制作業者を選びましょう。
STEP6.細かいデザインを決める
メーカーに仮注文をしたら、細かい部分まで担当者とデザインを決めていきます。
多くのメーカーが、手書きのラフ案を元に無料でデザイン・データを作成してくれるので、イメージと相違がないか確認しましょう。
デザインの修正や変更は、メーカーによって無料で行ってくれる回数が異なります。
また、プリント方法によっては、細い線などが上手く出せないこともあります。
色の出方などと合わせて、どうしても譲れないポイントをきちんと整理して、しっかりとイメージのすり合わせをしておくことが大切です。
デザインが確定する前であれば、基本的にいつでも注文をキャンセルすることができます。
STEP7.納期の確認をして注文する
デザインとプリント方法が決まり、問題がなければ注文の確定をします。これにより、いよいよオリジナルタオルの制作に入ります。
制作段階に入ると注文のキャンセルをすることはできないので、気になることがあればこの段階までに明確にしておきましょう。
STEP8.出来上がりを待つ
所定の製作期間を経て、オリジナルタオルが指定の場所に配送されます。
どのメーカーも、デザイン・データを一定期間保存してくれるため、気に入ったデザインで再注文をする場合には、デザイン起こしが必要ない分、割引価格で増産してくれます。
3.オリジナルタオルの予算と納期に関わる4つの基本要素
オリジナルタオルにかかる料金と納品までの期間については、メーカーによって、素材やプリント方法によって実にさまざまですが、基本的には以下の要素で料金や納期が変わってきます。
- サイズ
- タオルの品質
- プリント方法
- 制作枚数
実際の料金や製作期間については、各メーカーに見積もりを出してもらって確認することになりますが、ここでは上記の4つの基本要素がどのように料金や製作期間に影響してくるのか、分かりやすく解説していきましょう。
3-1.タオルのサイズで料金が変わる
オリジナルタオルの料金は、主にサイズで変わります。
基本的には、サイズの小さいタオルよりも大きいタオルの方が料金は高くなります。
しかし、オリジナルタオルで作られることの多いマフラータオルやスポーツタオルについては、割安な価格設定をしているメーカーもあります。
3-2.タオルの品質で料金が変わる
オリジナルタオルのベースとなるタオルそのものの品質によっても、料金や製作期間は変わってきます。
オリジナルタオルの品質は、大きく分けて以下の2点の影響を受けます。
- 国産か外国製か
- 綿100%か混紡か
具体的には、国産の綿100%タオルに国内でプリントするのがもっとも品質が良いと言えます。
逆に、外国製の混紡タオルに外国でプリントすれば、その分料金は安く済みますが、納期が長くなる場合もあります。
オリジナルタオルを安い料金かつ早い納期で制作できるメーカーは、外国製のタオルに国内工場でプリントをしている例が多いため、品質にこだわりたい方は国産タオルをベースにしているメーカーを選んだ方が良いでしょう。
3-3.タオルへのプリント方法で料金と納期が変わる
第2章STEP4.プリント方法を決めるでもお伝えしましたが、プリント方法によっても納期が異なる場合があります。
一覧したように、プリント方法は納期だけでなく風合いといった使い心地にも関わるものなので、デザインに使いたい色との兼ね合いで決めていきます。
3-4.タオルの制作枚数で変わる
制作する枚数が多くなるほど、一枚あたりの料金は安くなります。
納期については、よほどの大量生産をお願いしない限り、制作枚数ではあまり変わりません。
インクジェットプリントや昇華転写などのフルカラープリント方法では、1枚から受け付けているメーカーもあります。
風合いといった使い心地や実用面と合わせて決めてください。
4.オリジナルタオルのデザインで気をつけておきたい3つの注意点
オリジナルタオルを作る際、どのメーカーでも共通して注意しておかなければいけないことがあります。
具体的には、以下の3点について、事前に理解しておきましょう。
- 著作権の侵害
- フチいっぱいまでのデザインはできない
- PC画面による発色の相違
それぞれ詳しく解説していきます。
4-1.著作権を侵害するオリジナルタオルは作れない
既存の著作物は、オリジナルタオルのデザインにすることができません。
既存の著作物とは、漫画・アニメ・著名人等のキャラクターやロゴなどです。
オリジナルタオル全体のデザインの一部としても使用することはできないため、推しのスポーツチームやアーティストのロゴ、アニメのキャラクターをそのまま活かしたしたオリジナルタオルは、著作権侵害という法律違反になり、作ることができないのです。
実は、既成のタオルに好きなデザインのプリントをすることは、専用のプリンターがあればだれにでもできることです。
そのため、「オリジナルタオルを作ります」と謳っているメーカーの中には、この著作権侵害を無視して、どんなロゴでもキャラクターでもプリントする悪質なメーカーもいます。
もしもオリジナルタオルでだれかの著作権を侵害した場合、製作したメーカーもさることながら、デザインして発注したあなた自身も罪に問われる場合があります。
せっかく作ったオリジナルタオルで後ろ指を指されることがないよう、著作権には充分に注意してデザインをしてください。
4-2.フチいっぱいまでのデザインはできない
ほとんどのオリジナルタオルでは、上下や両端の1.5~3cmのフチ部分までは、デザインをすることはできません。
裁断や縫製のために、余白が必要になるのです。
スポーツタオルを例に、デザイン指定できる範囲を見てみましょう。
裁断や縫製の都合上、オリジナルタオルでデザインできる部分は、タオルの全面ではなく、点線内に限られています。
基本的に、どのサイズのタオルであっても、この余白部分は生じてしまいます。
デザインはできませんが、色を流すことはできるため、黒地や赤地などベースの色を決めた場合には、タオル全面をベースの色にすることはできます。
4-3.モニター画面による発色の相違が生じることがある
モニター画面によって色味の出方がそれぞれ異なるため、デザインデータと仕上がったオリジナルタオルの発色が異なる場合があります。
これは、オリジナルタオルのデザインをデータで行い、カラーコードを指定した場合であっても、起こる可能性があるものです。
なぜなら、デザインしながら色についても細かく作り込んだ場合、デザインしている時に見ているモニター画面の発色に知らないうちに左右されているからです。
そのまま「見えている色」で色指定をすると、たとえ同じソフトを使っていても、仕上がり色との相違が生じることがあるのです。
そうした事態を避けるため、色の見本となるものをメーカーに送ったり、メーカーで出している無料の生地サンプルやカラーチップなどで指定することが大切です。
また、「郵便ポストの赤」「ファミリーマートの緑」など、全国統一で色の規格が統一されているものを挙げるなど、仕上がりイメージを明確にすり合わせることがもっとも大切です。
5.オリジナルタオルを安心して頼めるおすすめメーカー4選
オリジナルタオル作りを安心して頼むことができる、おすすめのメーカーを以下の基準で選びました。
- 国産タオルをメインに扱っていること
- 国内にタオル工場またはプリント工場を持っていること
- 実績が豊富にあること
なお、3-1.著作権を侵害するオリジナルタオルは作れないの項目でお伝えしたように、ここではコンプライアンス(法令遵守)のしっかりした企業のみをご紹介しています。
安心してオリジナルデザインの製作を頼むことができるメーカーだけを厳選しましたので、どうぞ参考になさってください。
5-1.みんなのタオルツク〜ル
高品質タオルの名産地である愛媛県今治にある、オリジナルタオルのメーカーです。
贈って安心・使ってうれしい高品質タオルでありながら、低価格でオリジナルタオルを作ることができます。
もともとタオルメーカーなので、自社工場でタオルの製造から行っています。
既成のタオルにただプリントするだけではないので、他社では断られてしまったり、イメージと異なるものができてしまった経験のある方は、特にそのきめ細かい対応力や提案力に驚くでしょう。
デザインの修正や変更にも、柔軟に対応してくれます。
タオルそのものの品質や耐久性にもこだわりたい方、贈り物にする方には特におすすめできるメーカーです。
【みんなのタオルツク〜ルの概要】
会社名 | ヒアサ株式会社 |
---|---|
所在地 | 愛媛県今治市祇園町3丁⽬4-36 |
連絡先 | 0898-35-0807(平日9:00〜18:00)またはお問い合わせフォーム |
最低注文枚数 | 30枚~ |
料金目安 | 簡易見積りシミュレーターをご利用ください |
公式サイト | みんなのタオルツク〜ル |
5-2.たおる本舗
受注からデザイン・製版・印刷、裁断・縫製・刺繍・加工、検品および出荷までのすべての工程を自社で一貫生産しているため、納期が短いのがうれしい特徴です。
フルカラーや全面プリントに使用するタオル素材は国産のものを使用しているため、丈夫さや風合いも重視したいという方におすすめです。
1枚からオリジナルタオルの製作を受け付けているほか、無料で使えるデザイン・テンプレートもあります。絵が描けないという方や、ちょっと何かアイディアが欲しいという方にも使い勝手がよく、自分で思っていたよりも素敵なデザインに仕上がることもあるかもしれません。
【たおる本舗の概要】
会社名 | 株式会社ユタカ |
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所在地 | 香川県善通寺市下吉田町151 |
連絡先 | 0120-124-335(平日9:00〜17:30) |
最低注文枚数 | 1枚〜 |
料金目安 | 直接お問い合わせください |
公式サイト | たおる本舗 |
5-4.オリジナルタオル専門店
さまざまなオリジナルグッズの製作を請け負うプリント専門メーカーの、オリジナルタオル部門です。
スピードとデザイン性を重視しているため、標準的に使用される生地は綿35%・ポリエステル65%の混紡ですが、マイクロファイバーで触り心地の良さを叶えています。
標準生地であれば、フチいっぱいまでのデザインができるから、ロゴだけでなく背景を作りこんだデザインにも対応ができます。
東京と栃木に実店舗があるため、お近くの方は実際の仕上がりイメージを手に取って確認することができるから安心です。
オリジナルグッズのプリント専門メーカーなので、タオルだけでなく、同じデザインで別のアイテムにも応用できるため、気に入ったデザインでたくさんのアイテムを作ることもできます。
【オリジナルタオル専門店の概要】
会社名 | 株式会社バンテック |
---|---|
所在地 | 東京都渋谷区恵比寿4-22-10 ebisu422 6F |
連絡先 | 0120-246-244(平日9:00〜18:80) |
最低注文枚数 | 5枚〜 |
料金目安 | 価格表をご確認ください |
公式サイト | オリジナルタオル専門店 |
まとめ
今回は、オリジナルタオルの作り方について詳しく解説しました。
オリジナルタオルを作るには、まず目的や使用シーンに合ったタオル選びから行います。
オリジナルタオルの選び方 | ||
---|---|---|
目的・シーン | サイズ | プリント方法 |
文化祭や学園祭 | ◎マフラータオル ◯スポーツタオル |
◎染料プリント ◯インクジェット |
コンサート | ◎フェイスタオル ◯バスタオル |
◎インクジェット ◯昇華転写 |
スポーツ観戦 | ◎スポーツタオル ◯マフラータオル |
◎染料プリント ◯インクジェット |
お祝い・プレゼント | 【赤ちゃんに使うもの】 ◎ミニハンカチS ◯フェイスタオル 【大人が使うもの】 ◎ミニハンカチM ◯ハンドタオル |
◎染料プリント △インクジェット |
コミケでの販売 | 【展示用】 ◎バスタオル ◯スポーツタオル 【販売用】 ◎フェイスタオル ◯ミニタオルM |
◎インクジェット △昇華転写 |
販促グッズ | ◎ミニタオルM ◯フェイスタオル |
◎インクジェット ◯染料プリント |
個人向けにオリジナルタオルの製作を請け負っているメーカーに製作を依頼する場合、以下のような流れでオリジナルタオルを作ります。
オリジナルタオルを作る方法 |
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STEP1:予算と納期を決める STEP2:タオルのサイズを決める STEP3:仮デザインを決める STEP4:プリント方法を決める STEP5:メーカーを選ぶ STEP6:細かいデザインを決める STEP7:納期の確認をして注文する STEP8:出来上がりを待つ |
オリジナルタオルをデザインする際に、気をつけておきたい注意点は以下の3点です。
オリジナルタオルのデザインで気をつけるべき注意点 |
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①著作権を侵害するデザインは作れない ②フチいっぱいまでのデザインは作れない ③PC画面による発色の相違が生じることがある |
お気に入りデザインのオリジナルタオルで、あなたの日々がもっと楽しいものになりますように。